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エジソンハード |
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技術革新に伴い、時代は“より小さく強い部品”を要求しています。そこでこのニーズに応えるための技術としてCVD、PVD、TD-processといった表面処理法が用いられています。 しかしこれらの技術は、素晴らしい表面硬さを保有するという特長の陰で、超硬質部の厚みが数μmしか被膜できないという、技術上の難しい壁に直面しています。また、母材である鋼との密着性の問題も解消されていません。 特に高負荷圧下での摩擦を受ける金型・工具や高温酸化雰囲気では、よりその問題がクローズアップされてきます。 |
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こうした状況の中で、窒化のつきまわり性の向上と低温処理による歪み率の低減を追求し、リヒト精光独自の方法で完成させた理想の新窒化技術、それがEH-process(エジソンハード処理)です。
EH-processは、硬さでみると、数十μm〜数百μmの処理深さを実現。しかも、被履型の表面硬化法ではなく、いわゆる浸透型の表面硬化法であり、耐摩耗性や耐疲労強度性の向上が求められるあらゆる金型部品には、最適な技術と言えます。 |
ダイカスト金型 |
耐溶損性・離型性をアップ! |
●緻密で均一な窒化層は、耐ヒートチェック、耐ヒートクラックや耐溶損性に優れた 効果を発揮します。
●Hyper Grade(ブラック処理)は、耐ヒートクラック性、耐溶損性が向上。
●離型性はTiCコーティング、TiNコーティングをも凌ぐ実力があります。 |
プラスチック金型 |
優れたつき回り性! |
●他の表面処理では不可能な、0.1mmの細孔にも均一な硬化層を生成できます。
●寸法精度が厳しく複雑形状金型に最適な表面処理と言えます。
●最表面の白層(ε相)の厚み調節ができます。
●処理後の溶接、肉盛りができます。 (Tig溶接でヘリウムガスを使用した溶接をおすすめします。)
●数μmのラッピングで鏡面が得られます。 |
ステンレス部品 |
ステンレス鋼の耐食性を損なわない低温処理! |
●Super Gradeは、最表面に10μm程の耐摩耗性に優れた窒化層が形成されます。 |
EH-processの処理仕様 |
お客様のニーズに合わせて4種類の処理をラインナップ!! |
EH-M(Master Grade) |
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EH-MA 極浅の窒化層 ■切削工具 EH-MB 浅いの窒化層 ■プレス金型 エジソンハードの基本となる処理 EH-MC 標準処理 ■プラスチック 金型・SUS EH-MD 硬くて深い窒化層 ■切削工具 |
EH-H(Hyper Grade) |
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■ダイカスト金型
■プレス合金
耐衝撃性に優れ外観が黒色になる Black Nite 処理 ■冷間鍛造金型
■温熱間鍛造金型
■ステンレスの黒色 |
EH-S(Super Grade) |
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耐腐食性をより高めたステンレス処理 ■耐腐食機械部品
■耐熱機械部品
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EH-P(PVD) |
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エジソンハードとPVD被膜の複合処理 ■各種金型・機械部品 |
リンク集 |
〒820-0701 福岡県飯塚市長尾233 エジソン熱処理株式会社 |
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福岡県飯塚市にあるエジソン熱処理株式会社 金属熱処理 真空熱処理炉
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